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2020年~2021年にかけて実施された実質無利子・無担保の「コロナ融資」。
多くの中小企業がこの融資を活用して資金をしのぎましたが、2023年以降、いよいよ元金返済が本格化し始めています。
この局面で多くの経営者様が直面しているのが、
月々の返済負担の増加
信用保証協会付き融資への依存
ファクタリングの利用による資金繰りのつなぎ
そしてなにより、「代表者保証が重くのしかかっている」という現実です。
「借換保証制度」とは、信用保証協会が既存の保証付き融資を一本化・条件変更して再保証する制度です。
これにより、以下のような対応が可能になります。
複数の融資を一本化して返済負担を軽減
元金据置など、柔軟な返済条件に変更
一定条件下で代表者保証を外すことも可能
法人と経営者の資産・会計が分離されている
適切な情報開示がされている
法人単体で返済可能な見通しがある
経営改善計画を策定している
保証協会の借換保証制度は、中長期的な体質改善に向けた支援策ですが、融資実行までに一定の審査・時間がかかる場合もあります。
そのギャップを埋める手段として有効なのが、ファクタリングの活用です。
回収サイトの長い売掛金を早期資金化
借入とは異なり、バランスシートの圧迫なし
審査が早く、資金繰りの即効性が高い
このように、ファクタリングで当座の資金繰りを維持しつつ、代表者保証を外すための準備と借換を進める。
この二段構えの戦略が、これからの中小企業にとって現実的かつ合理的な選択肢です。
弊社では、ファクタリングの支援に加え、【借換保証制度を活用した代表者保証なし借換】の支援サービスを開始いたしました。
信用保証協会・金融機関向けの資料作成サポート
経営改善計画書の策定支援
銀行面談・申請プロセスの実務支援
ファクタリングによる短期資金繰りサポート
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① ヒアリング | 財務状況・融資状況・事業内容の確認 |
| ② 計画策定 | 改善計画書・資金繰り表の作成支援 |
| ③ 銀行・信金面談支援 | 借換提案書・保証解除要望書の提出 |
| ④ 借換・保証協会審査 | 実行までの交渉サポート |
| ⑤ ファクタリング併用 | 借換実行までの資金繰り支援 |
業種:製造業(年商1.5億)/地域:関西圏
複数のコロナ融資(月額返済額:45万円)
ファクタリングで一時資金を確保(700万円)
弊社支援のもと、保証協会へ借換保証申請
据置6ヶ月・保証なしで2,000万円を借換成功
余力資金で設備投資を実行 → 売上前年比120%へ回復
Q1:代表者保証があると何が問題なの?
→ 万が一会社が倒産した場合、個人の資産まで差し押さえられ、破産を余儀なくされる可能性があります。
Q2:借換保証制度はどの銀行でも使えるの?
→ 信用金庫・地方銀行など幅広く対応可能です。保証協会の同意も必要ですが、弊社が支援します。
Q3:ファクタリングを利用していても大丈夫?
→ 問題ありません。むしろ資金繰り維持の手段として合理的です。
経営者の皆様が、会社の経営再建を目指す過程で個人保証が足かせになるべきではありません。
私たちは、単なる資金調達ではなく、経営者がリスクから解放され、本来の経営に集中できる未来を支援します。
借換・保証解除・ファクタリング――これらを組み合わせた戦略は、今こそ必要とされています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
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